インドネシアで「評判の良い」法律事務所5選｜それぞれの特徴を一覧形式で比較

本記事は、インドネシア進出を検討している、もしくはインドネシア進出済みの企業向けに「インドネシアで評判の良い」法律事務所を一覧形式で紹介しています。

インドネシアにおける法律規制などは下記記事にて詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

＜「インドネシアで評判の良い」日系企業向け法律事務所・相談先　比較表＞

以下、それぞれの法律事務所・相談先を詳しく解説していきます。

また、下記記事ではインドネシア進出の支援を受けられる「コンサルティング会社」や「省官庁・公的機関・団体」について解説しています。あわせてご確認ください。

引用：T&K法律事務所

＜T&K法律事務所の特徴＞

＜インドネシアで法務問題を相談する際に「T&K法律事務所」がおすすめの理由＞

T&K法律事務所は国内外を問わず広範な業務に対応してきた弁護士を擁する総合法律事務所です。
実際にインドネシアに居住していた日本人弁護士を擁しており、現地に存在する様々な問題・課題を、日本人の立場から経験・解決してきた実績が、他の法律事務所にない安心感につながっています。

法律相談では、労務当局や税務当局、金融庁などの現地当局との折衝、従業員の不祥事やストライキ対応、解雇などの労務問題、各種訴訟など、日系企業がインドネシアで直面するあらゆる法律問題に対応可能です。
また、海外での模造品・著作権侵害に強い弁護士が所属しており、メディア・コンテンツ領域に大きな強みを持っています。

T&K法律事務所はインドネシアに精通した日本人弁護士と現地弁護士が協力し、ワンストップで円滑なリーガルサービスを提供しています。

引用：PT.IHZA INTEGRATED CONSULTING

＜PT.IHZA INTEGRATED CONSULTINGの特徴＞

＜インドネシアで法務問題を相談する際に「PT.IHZA INTEGRATED CONSULTING」がおすすめの理由＞

「PT. IHZA INTEGRATED CONSULTINGはインドネシア進出を検討中、またはすでに進出している日系企業向けにコンサルティングサービスを提供する、特に法務に強い総合コンサルティング会社です。

インドネシア人でありながらも日本で幼少期を過ごし、日本人の習慣や思考のパターンを熟知した人物が代表を務めており、インドネシア人と日本人の間のカルチャーギャップを埋めてくれるという点で唯一無二の存在として、現地日系社会から絶大な信頼を得ています。
もちろん、窓口は日本人の担当者を選ぶことも可能です。

法務問題に関しては「労使問題」「刑事・民事問題」「債権回収」「社員解雇対応」等、企業側が抱えている問題に応じて、現地の弁護士事務所と連携しながら解決に最適な枠組みを構築してくれます。

また、法律専門の事務所ではないため、法務に限らず、日系企業が抱える様々な問題をワンストップで解決し、企業と並走して支援できることが最大の特徴です。

これまでに150社以上の日系企業を支援しており、その実績が評価され、令和6年には代表のゼンジア・シアニカ・イーザ氏が在インドネシア日本国大使館から表彰を受けました。

参照：在インドネシア日本国大使館｜令和6年度前期在外公館長表彰受賞者の発表
参照：LAW OFFICE　LA ODE HARIS＆PARTNERS

引用：ATD Law in Association with Mori Hamada & Matsumoto

＜ATD Law in association with Mori Hamada & Matsumotoの特徴＞

＜インドネシアで法務問題を相談する際に「ATD Law in association with Mori Hamada & Matsumoto」がおすすめの理由＞

「ATD Law in association with Mori Hamada & Matsumoto」は、森・濱田松本法律事務所との戦略的提携関係にあるインドネシアの法律事務所です。
日本5大ローファームの一つである、「森・濱田松本法律事務所」を看板としていることもあり、日本人から見て「高い社会的信用を持つ事務所」とみなされています。

具体的には、資産取得を含む合弁契約、非公開会社や上場企業の株式取得などのコーポレート関連案件、複雑な不動産取引、各行政機関とのライセンス取得交渉、インドネシア子会社のコンプライアンス体制構築、労務や取引に関するトラブル対応や訴訟解決など、大規模ファームらしく、大企業に多い課題の解決に取り組んでいます。

引用：Assegaf Hamzah & Partners

＜Assegaf Hamzah & Partnersの特徴＞

＜インドネシアで法務問題を相談する際に「Assegaf Hamzah & Partners」がおすすめの理由＞

Assegaf Hamzah & Partnersは、ジャカルタに拠点を構えるインドネシアでもトップクラスの知名度を持つ大手法律事務所です。

企業法務や商業法務、環境法などに深い知見と豊富な経験があり、クロスボーダー取引や国際仲裁といった国際案件でも高い評価を得ています。

また、2016年にはスラバヤ事務所を開設し、両事務所が一体となってインドネシア国内外でのビジネスを法的にサポートしています。

日系ではない法律事務所に不安がある方も、インドネシア法務に精通した日本人弁護士が所属しているので、安心して相談できます。

引用：SOEMADIPRADJA & TAHER

＜SOEMADIPRADJA & TAHERの特徴＞

＜インドネシアで法務問題を相談する際に「SOEMADIPRADJA & TAHER」がおすすめの理由＞

SOEMADIPRADJA & TAHERは1991年に設立されたインドネシアの大手法律事務所の1つです。
インドネシアにおいて広範な法務サービスを提供しており、特に商業法務、環境法、M&A、エネルギー法に強みを持ちます。
また、紛争解決においても優れた実績があり、国内外の企業が直面する法的問題を解決に導いてきました。

国際的なリーガルネットワークとも密接に連携しており、日本の法律事務所に出向経験のある弁護士が複数在籍しています。
多国籍企業から地元企業に至るまで幅広いクライアントのニーズに応じたソリューションを提案し続けています。