インドネシアで「日系企業に評判の良い」銀行8選｜それぞれの特徴を一覧形式で比較

引用：MUFG Bank　Jakarta Branch

＜「MUFG Bank」がおすすめの理由＞

MUFG Bankはジャカルタ市内に支店と5つの出張所（ブカシ、MM2100、チカンペック、デルタマス、スルヤチプタ工業団地）を構え、スラバヤにも出張所を展開しています。

貿易金融、外貨両替、融資などの幅広いサービスを提供し、現地企業と日系企業との橋渡し役としても重要な役割を果たしています。

また、2019年にはインドネシア国内の大手商業銀行「Bank Danamon」を子会社化しました。
現地ネットワークを強化することで、より多様な顧客ニーズに応える金融サービスを提供しています。

参考：MUFG｜バンクダナモン

引用：SMBC Indonesia

＜「SMBC Indonesia」がおすすめの理由＞

SMBC Indonesiaは、インドネシアのジャカルタに拠点を置く三井住友銀行の連結子会社です。

2019年にSMBCの現地法人と現地大手商業銀行「Bank BTPN」が合併したことで、インドネシア市場における業務基盤が一層充実し、日系企業向けの金融サービスがさらに提供しやすくなっています。

また、2024年10月に社名を「Bank BTPN」から「SMBC Indonesia」に変更し、SMBCグループの信頼性とブランドを活用して、リテール業務およびホールセール業務の拡大を目指しています。

引用：Bank Mizuho Indonesia

＜「Bank Mizuho Indonesia」がおすすめの理由＞

Bank Mizuho Indonesiaは、ジャカルタに拠点を置く「みずほ銀行」の子会社で、信頼性と安定した実績を誇ります。
1989年にみずほ銀行の前身となる3行（富士銀行・第一勧業銀行・日本興業銀行）がインドネシアに拠点を設立し、2001年に合併してPT Bank Mizuho Indonesiaが誕生しました。

みずほ銀行のネットワークを活用することで、日系企業向けの金融サービスが充実しており、インドネシアでのビジネス展開をサポートしています。
また、みずほフィナンシャルグループは、インドネシア共和国投資調整庁（BKPM）と協力関係にあり、インドネシア進出を目指す企業にとって連携がとりやすいです。

参考：みずほフィナンシャルグループ｜インドネシア共和国投資調整庁（BKPM）との業務協力覚書調印について

引用：Bank Resona Perdania

＜「Bank Resona Perdania」がおすすめの理由＞

Bank Resona Perdaniaは1958年の開業以来、数多くの日系企業をサポートしてきたインドネシアにおける日系銀行のパイオニア的存在です。

ジャカルタに本店を構え、現在はジャカルタ市内に4つの出張所（チカラン、カラワン、MM2100、デルタマス）とジャワ島に2つの支店（バンドンとスラバヤ）を展開しています。

貿易金融や外貨両替、企業融資など、インドネシア市場に必要な幅広い金融サービスを提供しており、日系企業にとって頼りになるパートナーとして認知度が高いです。

引用：Bank Negara Indonesia

＜「Bank Negara Indonesia（BNI）」がおすすめの理由＞

Bank Negara Indonesia（BNI）は、1946年に設立されたインドネシアの歴史ある国営銀行で、国内に2,000店舗以上、海外に8つの国で店舗を展開しています。
日本にも進出しており、東京（中央区京橋）に支店、大阪（中央区本町）に出張所を構え、日本企業との強いネットワークを築いています。

また、BNIはジャパンデスクを設置したり、日本の地方銀行50行以上と提携したりと、インドネシア進出前・進出後の日本の中堅・中小企業をサポートに力を入れています。
例えば地方銀行をメインバンクとする日系企業がインドネシア進出する際は、口座開設や送金の金融サービスに加え、現地ビジネスパートナー選定や事業認可取得などの支援も行っています。

参考：BNI　TOKYO

引用：Bank Mandiri

＜「Bank Mandiri」がおすすめの理由＞

Bank Mandiriは、1998年のアジア通貨危機後、政府主導の下4つの銀行が合併して誕生したインドネシア最大手の国営銀行です。

国内に2,000支店以上、海外に7支店（シンガポール、香港、上海、マレーシア、ロンドン等）を展開しており、貿易金融や外貨両替、企業融資など幅広いサービスを提供しています。

なかでもインドネシア全土にわたる多くの支店は、ジャカルタ以外に進出する日系企業にとって利便性が高いです。
また、信頼性の高い国営銀行であるため、日系企業にとって安心できるパートナーとして高く評価されています。

現地銀行を選ぶ際は、インドネシアにある日系銀行だけではなく、地場の銀行も選択肢に加えることをおすすめします。

地場の銀行は手数料が低かったり、定期預金の利子が高かったりなど、日系銀行にはないメリットが多くあります。
また、支店数やATMの数が多いため、社員の給与支払いを地場の銀行で行うと、現地従業員の利便性が高まるのも大きな利点です。

日系銀行か地場の銀行に迷ったら、まずはインドネシア進出の専門家「INDONESIA WORKS」にご相談ください。銀行選びの手助けを行います！

引用：Bank CIMB Niaga

＜「Bank CIMB Niaga」がおすすめの理由＞

Bank CIMB Niagaはインドネシアの外資系大手銀行で、総資産はインドネシアの民間銀行の中で2番目の規模を誇ります。
1955年にインドネシアの民間商業銀行Bank Niagaとして設立され、2002年にマレーシアのCIMBグループに買収され、現在のBank CIMB Niagaとなりました。

インドネシア国内には400店舗以上を展開しており、ジャカルタには日本語対応が可能なジャパンデスクを設置しています。
また、JCBのタッチ決済対応カードを発行しており、日本の企業や銀行との強い結びつきがある点も大きな特徴です。

参考：
静岡銀行｜「PT Bank CIMB Niaga」と業務提携
JCB｜インドネシア大手銀行CIMB Niagaと同国内初のJCBのタッチ決済（JCBコンタクトレス）対応カードを発行開始

引用：Bank Central Asia

＜「Bank Central Asia（BCA）」がおすすめの理由＞

Bank Central Asia（BCA）は1957年に設立され、インドネシア国内最大手の民間銀行として、安定した金融基盤が整っています。

ジャカルタを中心に約1,200店舗以上を展開しているため、慢性的な渋滞が課題となるジャカルタにおいて、日系企業の近くに店舗がある可能性が高いBCAは、利便性の高い銀行となりえます。

また、インターネットバンキングやモバイルバンキングなどのデジタルサービスは高評価を得ており、多くの日系企業がその使い勝手の良さから利用しています。

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