【最新版】インドネシアに関する重要マクロデータ一覧|プレゼン資料作成に役立つデータ集

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本記事では、インドネシアビジネスに進出を検討している方がプレゼンテーション資料を作成する際に参考できるよう、インドネシアのマクロデータや「進出した日系企業の情報」「SNS利用状況」等、よく使われるデータをまとめて簡潔に掲載しています。

1.インドネシアのマクロデータ

まずはインドネシアのマクロデータを「基礎情報」と「経済情報」に分けて、紹介します。

1-1.インドネシアの基礎情報

<インドネシアの基礎情報>
項目 内容
人口 約2億7,000万人(2020年、インドネシア政府統計)
面積 約192万平方キロメートル
首都 ジャカルタ
通貨 インドネシア・ルピア(Rupiah)
1ルピア=0.0095円(2024年3月)
民族 約300(ジャワ人、スンダ人、マドゥーラ人等マレー系、パプア人等メラネシア系、中華系、アラブ系、インド系等)
主な言語 インドネシア語
宗教 イスラム教 86.69%、キリスト教 10.72%(プロテスタント 7.60%、カトリック 3.12%)、ヒンズー教 1.74%、仏教 0.77%、儒教 0.03%、その他 0.04%(2019年、宗教省統計)

引用:外務省|インドネシア共和国(Republic of Indonesia)基礎データ

1-1-1.人口

インドネシアの人口は「約2億7,000人」となり、中国・インド・アメリカに次いで世界第4位の規模になります。

日本の経済産業省の資料によると、2040年には3億人を突破し、2050年には3億3,000万人にまで増加する見通しです。

<図 インドネシアの人口動態>

引用:経済産業省|医療国際展開カントリーレポート

日本の人口が約1億2,000万人ですのですでに2倍以上の開きがあり、2050年にはその差は3倍強になると予測されています。

<インドネシアと日本の人口比較>
インドネシア 日本
2020年 約2億7,000万人 約1億2,600万人
2050年(予測) 約3億3,000万人 約9,500万人

参考:総務省|我が国における総人口の長期的推移

1-1-2.面積

インドネシアの面積は日本の約5倍である「約192万平方キロメートル」あり、世界14番目の広さを誇ります。

<図 インドネシアの地図>

引用:インドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省

ただし、1万7,500以上の島で構成される島嶼国家のため、陸続きの広大な国土ではありません。また、国土の6%にすぎないジャワ島に、全人口の約7割が居住しています。

経済活動は、西部インドネシア(スマトラ島、ジャワ島、バリ島)が国家経済の約8割を占め、東部インドネシアとの経済格差が深刻です。また、ジャワ島と非ジャワ島の経済格差も存在します。

1-1-3.首都

現在の首都はジャワ島にある「ジャカルタ」です。

ただし、2045年の完成に向けて、カリマンタン島の「ヌサンタラ」への首都移転計画が進行中です。

〈図 ジャカルタとヌサンタラ〉

インドネシアはジャカルタへの一極集中がひどく、高い人口密度に加えて慢性的な渋滞や洪水に悩まされています。また、1年で10cmのペースで地盤沈下が進んでおり、インドネシアにとって首都移転は喫緊の問題です。

参考:JETRO|インドネシアの貿易と投資

1-1-4.通貨

インドネシアの通貨は「ルピア(Rupiah)」です。2024年3月現在のレートは「1ルピア=0.0095円」となります。

対米ドルの為替レートを遡ると、インドネシアルピアは比較的安定していることがわかります。

<各国通貨の為替レート(対米ドル、期中平均)>
順位 2021年12月 2022年12月 2023年3月 2023年9月
日本円 113.83 134.91 133.66 147.84
インドネシアルピア 14,329 15,615 15,301 15,245
タイバーツ 33.56 34.77 34.46 35.88
ベトナムドン 23,179 23,644 23,622 24,037
フィリピンペソ 50.25 55.68 54.80 56.79
シンガポールドル 1.36 1.35 1.34 1.36
マレーシアリンギ 4.21 4.41 4.46 4.68

引用:JETRO|ASEAN経済指標(PDF)

<図 各国通貨の為替レート(対米ドル、期中平均)>※2019年1月=100として換算

引用:JETRO|ASEAN経済指標(PDF)

インドネシアを含めたASEAN諸国の米ドルレートを確認すると、一番ボラティリティが高いのは「日本円」でした。

1-1-5.民族

インドネシアは約300もの民族からなる多民族国家です。
なかでもジャワ人が最も多く、インドネシア全体の約45%を占めています。

〈インドネシアの主な民族〉

  • ジャワ人(約45%)
  • スンダ人(約14%)
  • マドゥラ人 (約7.5%)
  • マレー人 (約7.5%)
  • その他(約26%)

引用:日本アセアンセンター|インドネシアの投資ガイド

インドネシア経済において大きな影響力を持つ中国系インドネシア人は、人口全体の約1〜2%とされています。
しかし、2億7,000万人を擁するインドネシアにおいて、たとえ1%であったとしても270万人にも上り、無視できない規模となります。

1-1-6.言語

インドネシアの公用語は「インドネシア語」です。
学校教育では国語として教えられ、またテレビなどのメディア放送にも使用されており、国内全域で使用されています。

ただし、ジャワ語やスンダ語など各民族固有の言語も広く使われているのが特徴です。

1-1-7.宗教

インドネシア国民の8割以上がイスラム教徒ですが国教ではなく、信仰の自由が認められています。

ただし、すべての国民は公認された6つの宗教(イスラム教、キリスト教徒〈プロテスタント・カトリック〉、ヒンズー教、仏教、儒教)など、いずれかの宗教を信仰することが義務づけられています。

〈インドネシアの宗教と信者数の割合〉

  • イスラム教:86.69%
  • キリスト教:10.72%(プロテスタント 7.60%、カトリック 3.12%)
  • ヒンズー教:1.74%
  • 仏教:0.77%
  • 儒教:0.03%
  • その他:0.04%

引用:外務省|インドネシア共和国(Republic of Indonesia)基礎データ

1-2.インドネシアのマクロ経済情報

<インドネシアのマクロ経済情報>
表のタイトル 表のタイトル
GDP(名目) 約1兆4,200億ドル(2023年:世界16位)
一人あたりGNI(名目) 4,656ドル(2022年)
実質GDP成長率 5.0%(2023年)
消費者物価指数 2.6%(2023年)
平均賃金 377ドル
(日系企業で働く製造業〈作業員〉の場合)
賃金上昇率 5.5%
失業率 5.32%(2023年8月)
貿易額 輸出:約2,588億ドル(2023年)
輸入:約2,218億ドル(2023年)
主な輸出品目 鉱物性燃料(435.72億ドル)、動物・植物性油脂等(284.54億ドル)、石油・ガス(159.22億ドル)
主な輸入品目 石油・ガス(358.3億ドル)、機械・機械設備(321.55億ドル)、電気機器(約257.82億ドル)
主な輸出先 中国、アメリカ、日本、ASEAN諸国
主な輸入元 中国、日本、アメリカ、ASEAN諸国
主要産業 製造業(19.2%)
卸売・小売(13.4%)
農林水産業(13.0%)
鉱業(12.8%)
建設業(10.2%)
運輸・倉庫(5.3%)
金融・保険(4.3%)
情報通信(4.3%)
行政・公共・防衛(3.2%)
教育(3.0%)
不動産(2.6%)
宿泊・飲食(2.5%)
事業サービス(1.8%)
電力・ガス・水道(1.2%)
その他サービス(3.2%)

引用:外務省|インドネシア共和国(Republic of Indonesia)基礎データ
引用:インドネシア中央統計庁
引用:IMF|Real GDP growth
引用:JETRO|2023年度海外進出日系企業実態調査 アジア・オセアニア編

1-2-1.GDP(名目)

2023年のGDP(名目)のランキングは以下のとおりです。
インドネシアは世界16位の経済規模を誇り、ASEAN諸国の中でも突出しています。

<日本とASEAN諸国のGDPランキング>
国名 国内総生産(2023年)
世界3位 日本 約4兆2,300億ドル
世界16位 インドネシア 約1兆4,200億ドル
世界30位 タイ 約5,122億ドル
世界32位 シンガポール 約4,974億ドル
世界34位 フィリピン 約4,357億ドル
世界35位 ベトナム 約4,337億ドル
世界36位 マレーシア 約4,309億ドル

引用:IMF|GDP, current prices

1-2-2.一人あたりGNI(名目)

GDPが高いインドネシアですが、GNIはそれほど高くありません。しかし、所得は年々上昇しており、2023年には世界銀行の所得分類で「下位中所得国」から「上位中所得国」に引き上げられました。

「上位中所得国」は4つのランクのうち上から2番目に位置しており、一人あたりのGNIが「4,466ドルから1万3,845ドル」の国が該当します。

<ASEAN諸国の一人あたりGNI(名目)>
2022年 2021年 2020年
インドネシア 4,656ドル 4,217ドル 3,789ドル
タイ 6,709ドル 6,809ドル 6,848ドル
ベトナム 3,961ドル 3,564ドル 3,433ドル
フィリピン 3,705ドル 3,584ドル 3,469ドル
シンガポール 6万5,541ドル 5万9,654ドル 5万959ドル
マレーシア 1万1,546ドル 1万811ドル 9,956ドル

引用:National Accounts – Analysis of Main Aggregates (AMA)|Per Capita GNI in US Dollars

参考:THE WORLD BANK|Country and Lending Groups

1-2-3.実質GDP成長率

<日本とASEAN諸国の実質GDP成長率>
順位 2023年 2022年 2021年
日本 2.0% 1.0% 2.2%
インドネシア 5.0% 5.3% 3.7%
タイ 2.7% 2.6% 1.5%
ベトナム 4.7% 8.0% 2.6%
フィリピン 5.3% 7.6% 5.7%
シンガポール 1.0% 3.6% 8.9%
マレーシア 4.0% 8.7% 3.3%

引用:IMF|Real GDP growth

2023年のインドネシアの実質GDP成長率は2022年に比べて鈍化したものの、2年連続で5%を超えており、ASEAN諸国と比較しても高い水準で成長していることがわかります。

<図 ASEAN諸国の実質GDP成長率>

引用:JETRO|ASEAN経済指標(PDF)

1-2-4.消費者物価指数

<ASEAN諸国の消費者物価指数>
2023年 2022年 2021年
インドネシア 2.6% 5.5% 1.8%
タイ 1.2% 6.1% 1.2%
ベトナム 3.3% 3.2% 1.8%
フィリピン 4.3% 5.8% 3.9%
シンガポール 4.8% 6.1% 2.3%
マレーシア 2.5% 3.3% 2.5%

引用:JETRO|ASEANの消費者物価指数(CPI)上昇率
引用:外務省|地域別インデックス(アジア)

2023年のインドネシアの消費者物価指数は2022年の5.5%を大幅に下回り、ASEAN諸国と比べても上昇率を抑制しています。

また、2022年から2023年にかけて消費者物価指数は上昇したものの、全体的には中央銀行のインフレ目標である2〜4%以内に収めています。

<図 インドネシアの物価上昇率>

引用:JETRO|2023年の消費者物価指数上昇率は2.61%、中銀目標を達成

1-2-5.平均賃金と上昇率

各国に進出している日本企業が支払っている現地の賃金(月額の基本給)は以下のとおりです。

職種や役割によって異なりますが、インドネシアの賃金はASEAN諸国の中でも低い部類に入ります。

<ASEAN諸国の賃金(月額・平均値)>
製造業
(作業員)
製造業
(エンジニア)
製造業
(マネージャー)
非製造業
(スタッフ)
非製造業
(マネージャー)
インドネシア 377ドル 520ドル 1,070ドル 543ドル 1,262ドル
タイ 410ドル 744ドル 1,496ドル 807ドル 1,696ドル
ベトナム 273ドル 529ドル 1,107ドル 733ドル 1,575ドル
フィリピン 271ドル 442ドル 1,113ドル 523ドル 1,543ドル
シンガポール 1,936ドル 2,933ドル 4,534ドル 3,114ドル 5,228ドル
マレーシア 451ドル 864ドル 1,643ドル 969ドル 2,074ドル

引用:JETRO|2023年度海外進出日系企業実態調査 アジア・オセアニア編

また、2010年代後半は高い昇給率を推移していましたが、2020年代に入ると昇給率は落ち着き始めました。

<図 インドネシア・タイ・ベトナムの昇給率(前年比)>

引用:JETRO|拡大する市場は魅力も、国産化優先政策が投資環境上のリスクに(インドネシア)

1-2-6.失業率

インドネシアの失業率は、2023年8月時点で5.32%です。コロナ禍であった2020年をピークに失業率は改善傾向にあります。

<図 失業率の推移>

引用:JETRO|8月の失業率は5.32%、2月から0.13ポイント改善

1-2-7.貿易総額

2019年にはマイナスだったインドネシアの貿易収支は2020年にはプラスに転じ、2022年には過去最高の輸出入額と貿易黒字なりました。
2023年は前年の過去最高額を下回るも、貿易黒字は継続しています。

<インドネシアの貿易総額>
輸出 輸入 貿易収支
2023年 約2,588億ドル 約2,218億ドル 約370億ドル
2022年 約2,919億ドル 約2,375億ドル 約544億ドル
2021年 約2,315億ドル 約1,961億ドル 約354億ドル
2020年 約1,633億ドル 約1,415億ドル 約218億ドル
2019年 約1,675億ドル 約1,707億ドル ▲約32億ドル

引用:外務省|インドネシア共和国(Republic of Indonesia)基礎データ
引用:JETRO|2023年の貿易額、輸出入ともに前年を下回るも貿易黒字は継続

ただし、ASEAN各国と比較すると、インドネシアの貿易額は高くありません。インドネシアは内需により高い成長率が支えられています。

<図 ASEAN各国の輸出総額>

引用:JETRO|ASEAN経済指標(PDF)

<図 ASEAN各国の輸入総額>

引用:JETRO|ASEAN経済指標(PDF)

1-2-8.輸出品の実績

インドネシアの輸出品は石油や石炭、天然ガス、パームオイルといった天然資源が主体です。

かつては輸出全体の大部分を石油が占める時期もありましたが、近年では加工貿易への注力が進み、資源分野の輸出は減少傾向にあります。

<輸出品の実績>
2023年 2022年 前年比
輸出総額 2588.18億ドル 2919.04億ドル △11.3%
原油 17.50億ドル 16.15億ドル 8.3%
石油製品 53.95億ドル 46.44億ドル 16.2%
ガス 87.77億ドル 97.38億ドル △9.9%
鉱物性燃料 435.72億ドル 549.98億ドル △20.8%
動植物性油脂 284.54億ドル 351.59億ドル △19.1%
自動車・部品 111.52億ドル 109.73億ドル 1.6%
鉱石、スラグ、灰 87.20億ドル 102.98億ドル △15.3%
貴金属製品 75.05億ドル 63.01億ドル 19.1%

引用:JETRO|2023年の貿易額、輸出入ともに前年を下回るも貿易黒字は継続

1-2-9.輸入品の実績

インドネシアの輸入品は中古設備や輸送機械、機械部品などが大きな割合を占めています。2015年以降から輸入額は増加傾向にあり、経済活動が活発になっていることが伺えます。

<輸入品の実績>
2023年 2022年 前年比
輸入総額 2,218.85億ドル 2,374.47億ドル △6.6%
原油 111.42億ドル 114.55億ドル △2.7%
石油製品 210.12億ドル 240.71億ドル △12.7%
ガス 36.76億ドル 48.89億ドル △24.8%
機械類、輸送用機器 321.55億ドル 315.71億ドル 1.8%
電気機器 257.82億ドル 263.98億ドル △2.3%
自動車・部品 101.99億ドル 95.00億ドル 7.4%
プラスチック製品 94.02億ドル 111.23億ドル △15.5%
穀物 59.52億ドル 44.55億ドル 33.6%

引用:JETRO|2023年の貿易額、輸出入ともに前年を下回るも貿易黒字は継続

1-2-10.貿易相手国

インドネシアの主要な貿易相手国はアジアに集中しています。
ASEAN諸国や中国、日本、インドなどが輸出入の5割以上を占めており、なかでも中国への依存度が高いのが特徴です。

<図 インドネシアの貿易相手国の割合(輸出+輸入の貿易総額)>

引用:外務省|目で見るASEAN-ASEAN経済統計基礎資料-

主な輸出先と輸入先の構成比は以下のとおりです。

<主な輸出先>
2022年
構成比
2021年
構成比
ASEAN諸国 20.9% 20.8%
中国 22.6% 23.2%
日本 8.5% 7.7%
インド 8.0% 5.7%
アメリカ 9.7% 11.1%
EU 7.4% 7.8%

引用:JETRO|インドネシアの貿易と投資

<主な輸入先>
2022年
構成比
2021年
構成比
ASEAN諸国 21.1% 20.4%
中国 28.5% 28.7%
日本 7.2% 7.5%
インド 3.9% 3.9%
アメリカ 4.9% 5.7%
EU 4.9% 5.7%

引用:JETRO|インドネシアの貿易と投資

1-2-11.産業構造

インドネシアの産業構造は「製造業(19.2%)」「農林水産業(13.0%)」」「鉱業(12.8%)」「建設業(10.2%)」が主となり、GDPの5割以上を占めています。

<図 インドネシアの産業構造>

引用:JETRO|ASEAN経済指標(PDF)

1-2-12.財閥

インドネシアには大きなシェアを占める複数の企業グループ「財閥」が存在し、これらは主に海外から移住した華人・華僑によって創業されました。

財閥は農林業や自動車、小売、IT、エネルギーなど、国内の様々な分野で大きな影響力を持っています。

<主な財閥>
主な分野 公式サイト
Salim Group
(サリム・グループ)
小売、食品、電気通信、自動車、IT、農業 https://www.indomobil.com/
https://www.indofood.com/
Astra International
(アストラ・インターナショナル)
自動車、金融、重機、物流 https://www.astra.co.id/
Sinar Mas Group
(シナル・マス・グループ)
製紙業、金融、不動産 https://www.sinarmas.com/
Djarum Group
(ジャルム・グループ)
たばこ、不動産、銀行、 https://www.djarum.com/
Lippo Group
(リッポー・グループ)
金融、不動産、小売、IT等 https://lippogroup.com/

参考:特定非営利活動法人 日尼事業者交流推進機構

2.日本企業のインドネシア進出情報

外務省の調査結果によると、2022年現在の在インドネシア企業は「2,103」社にのぼります。

2-1.インドネシアの日系企業の内訳

インドネシアにある日系企業は製造業が最も多く、全体の約5割を占めます。次に「卸売業、小売業」、「サービス業」と続きます。詳しくは以下のとおりです。

<日系企業の内訳/2017年>
業種 社数
農業、林業、漁業 27社
鉱業、採石業 15社
建設業 128社
製造業 956社
電気・ガス・熱供給・水道業 17社
情報通信業 41社
運輸業、郵便業 99社
卸売業、小売業 249社
金融業・保険業 50社
不動産業、物品賃貸業 32社
学術研究、専門・技術業 67社
宿泊業、飲食業 17社
教育、学習支援業 5社
医療,福祉 9社
サービス業 139社
公務 8社
その他 52社

引用:外務省|進出日系企業数一覧(2017)〈Excel〉

2-2.進出企業の7割以上はジャワ島に集中

日本から進出している企業の7割以上はジャワ島に集中しています。
その中でも「ジャカルタ」「西ジャワ」に拠点を置く企業が多いです。

引用:JETRO|インドネシアの最新情勢について

インドネシアに進出している日本企業の一例は以下のとおりです。

<進出している日本企業の一例>
企業一例 インドネシアの公式サイト
株式会社クボタ https://kubota-kmi.co.id/
ヤンマーホールディングス株式会社 https://www.yanmar.com/en_id/
株式会社ブリヂストン https://www.bridgestone.co.id/
株式会社エイチ・アイ・エス https://www.his-travel.co.id/
株式会社資生堂 https://www.shiseido-professional.com/id
株式会社ファーストリテイリング https://www.uniqlo.com/id/

2.インドネシアのインターネット・ソーシャルメディア普及率

インドネシアのインターネットとソーシャルメディアの利用状況は以下のとおりです。

インドネシアでのインターネットユーザーは約1億8,530万人おり、人口の約66.5%が利用しています。ソーシャルメディアは約1億3,900万人のアカウント保持者がおり、インドネシア人の約半数がなんらかのソーシャルメディアのアカウントを所持しています。

<図 インドネシアのインターネット・SNS利用状況>

引用:DataReportal.com|DIGITAL 2024:INDONESIA

3-1.インターネットユーザーは10年間で約4倍に

インドネシアではインターネットが急速に普及しており、2014年から2024年の10年間で約4倍へと増加しました。

<図 インドネシアのインターネットユーザーの推移>

引用:DataReportal.com|DIGITAL 2024:INDONESIA

インターネットユーザーは2014年では全体の20%にも満たない少数派でしたが、2024年には国民の2/3まで利用者が増加しています。

また、インターネットの主な目的としては「ソーシャルメディア」「メッセージ」「Webサイトの閲覧」「ショッピング」が約80%以上を占めます。

<図 インターネットの利用目的>

引用:DataReportal.com|DIGITAL 2024:INDONESIA

3-2.最も利用されているソーシャルメディアは「WhatsApp」

インドネシアで最も利用されているソーシャルメディアは「WhatsApp」です。
メッセージツールや音声・ビデオ通話として利用されており、日本で最も使われている「LINE」はあまり利用されていません。

<図 インドネシアで利用されているソーシャルメディア>

引用:DataReportal.com|DIGITAL 2024:INDONESIA

一方で、利用時間でみると「TikTok」の利用時間が最も多く、次に「YouTube」になります。
以下は月あたりの平均利用時間です。

<図 インドネシアでのソーシャルメディアの利用時間>

引用:DataReportal.com|DIGITAL 2024:INDONESIA

日本では利用者が多い「Facebook」や「X(旧Twitter)」は、一定の利用者いるもののインドネシアでは主流ではありません。

よくあるご質問

+
はい。社長以下複数の社員が日本語対応可能です。
+
はい。進出前から進出後までトータルサポートいたします。
+
はい。日本在住の担当者がいます。
+
顧問契約やスポット契約が可能です。
+
当社パートナーを紹介が可能です。
+
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